どんなトラブルも、止まって考えて直ぐに行動に!

 イタリアのパレルモからトラーパニ、そしてローマに滞在する予定で6月18日の朝に関空に向かっていました。あと20分くらいでJRの関空駅に到着するかというところで突然にあちこちからけたたましい音が鳴り響きました。少ししてはるかは突然停車し、車内アナウンスが「大阪北部で地震が発生しました。列車の運行を停止します」と。7:58に大阪北部を震源に震度6弱の地震が発生。はるかに閉じ込めれることに。

 そんなに揺れも感じず、大したことはないかなと最初思っていたのですが、一向に動かずすべての列車がストップしているとのこと。出発まで余裕を持って2時間半ぐらい前には到着する段取りで来ていたのでそんなに焦りはしなかったのですが、30分立っても1時間立っても事態は変わらず、さすがにだんだん気持ちが落ち着かなくなってきました。

 結局11時頃まではるかの中に、その後最寄りの久米田駅までちょっとだけ進み、とりあえずタクシーで関空までと皆が考えました。電話をしてもつかまりそうにない。
南海電車は動いているとの車掌の声に、そこから南海の春木駅まで歩くことにしました。そこまで来たときに流しのタクシーがつかまり、そばにいた台湾からの女性と同乗して関空まで急ぎました。Expediaからメールで連絡をもらった出発遅れの時間も既に過ぎていましたが、ひょっとしたらの一念で走っていきました。

 事前にネットでチェックインも既に済まし、預ける荷物のなかったのでコントロールチェックのところまで、我々の前に一組CAさんに話している方が。幸いにもなんとか間に合って我々は最後の搭乗者でした。10:45初のフィンエアー、最終的には13:19の離陸となりました。

 そこまでは幸いしたのですが、結局2時間30分余の遅延で、ヘルシンキからの乗り継ぎの便には乗れず、ヘルシンキで1泊して翌朝ローマに向かうことになりました。

 今回の旅行は、この他にもパレルモからローマに向かう飛行機の搭乗を待っているときに、突然に飛行キャンセルの表示があらわれ、エェッー。
呆然としてどうなったのかもわからず。一瞬パニック状態になりました。どうしたらいいのか?
ひとまず思い切り呼吸をして気持ちを落ち着け、皆についていきながら航空会社のカウンターを目指しました。イタリア語と英語の罵声が響いて一向に拉致がゆかず。
そばにいた空港スタッフに聞いたりしながら、まずは代わりのチケットを購入すること。
最初の目的のローマへの便のチケットは既になく、ローマ在住の友人と連絡を取り、しかたなくナポリまでひとまず行くことになりました。
ローマから友人が翌朝来てくれて、折角の機会だからアマルフィまで足を伸ばし1日過ごし、列車でローマまで向かうことにしました。

 空港とか移動とかでかなり時間を取られましたが、無事に28日関空に戻ってまいりました。
何度も海外へ旅行しておりますが、さすがに2度もこんなトラブルに合ったのははじめてです。でもどんな問題にもどう対応するべきか、まず何をやるべきかを止まってしっかり考えてすぐに行動につなげていけばなんとか先が見えてくるものですね。