利益が見える戦略MQ会計

『利益が見える戦略MQ会計』 西 順一郎 編著 宇野 寛/米津晋次 著

会計における借方・貸方や経営分析が実際に企業を経営するという視点から見て
あまり役に立たないという認識から、中小企業者にとっての経営の意思決定に有効な会計手法として
「戦略MQ会計」は、西順一郎氏により生み出されました。

戦略MQ会計の3つのポイント

①科学的
科学的でなければ儲からない
②戦略的
戦略的な意思決定に使いたい
③平易(中学1年程度)
どんなに優れた理論でも、難しかったら役に立たないし、
企業の組織全員が理解して動かないと利益アップはできない
という3つのポイントが挙げられています。

戦略MQ会計表 収益構造図

以下にあげるような図で事業の構造がしめされ
直感的にも理解しやすく、現状が後で、どうやれば事業がうまくいくのか
検討しやすくなっています。
価格P、原価V、販売数量Q、固定費Fの各要素が自在に動いて
利益Gの最大化をめざします。

30分で出来る経営計画

経営改革も一般的な手順とは逆で
①利益Gの決定
②固定費Fの決定
③目標利益額MQの決定
④目標売上高PQの決定
と4つのステップで
大雑把にザックリと短時間で
企業全体の収益構造がわかるようになります。

目次

1章 決算書は経営に使えない!
2章 戦略MQ会計会計のすすめ
3章 原価を下げても利益は増えない!?
4章 戦略MQ会計で利益を創り出す
5章 利益の先はどうするのか