「売る」から「売れる」へ。水野学 著

『「売る」から「売れる」へ。』 水野学のブランディングデザイン講義

どんな仕事にもデザインの視点が必要になる。
デザインの力を使ってブランド力を引き出し、商品を「売る」のではなく「売れる」ように仕向ける。

ブランドとはいわば「らしさ」

イメージとして消費者の頭の中にある
その企業や商品が本来持っている思いや志を含めた特有の魅力のようなもの。

ブランドとは見え方のコントロールである。
・広告等のコミュニケーション
・商品のデザイン、パッケージ
・店舗レイアウト
・パンフレット
・社長の言動、服装、立ち居振る舞い
あらゆるアウトプットの積み重ねでつくられる。
いわばスタイリストが「似合う服を着せる」ようなもの

ブランドとは、河原で石を積み上げていくようにしてつくられるもの
「ブランドは細部に宿る」

センスを磨く
1.王道・定番を知る
2.流行を見つける
3.共通点を見つける →自分なりの知識に精製する(分析、解釈)
センスとは「集積したデザインの知識をもとにし最適化」する能力
デザインという流域でセンスを発揮する。

同じものでも伝え方を変えると違うものになります。
同じものでも見せ方を変えると違うものになります。
どんなふうに伝えるか、見せるかもブランドにとってとても大切なことです。
一つひとつ地道に積み上げていきましょう。