Villa Adriana からVilla d’Este へ
Villa d’Este ヴィッラ・デステ
中世の修道院を1550年に枢機卿イッポリート・デステが豪華な別荘に改築したヴィラ。建物の南面から下に広がる広い緑の庭園には数え入れないほどの噴水が水を噴き上げています。
晩年精神的安らぎを求め、聖職者となったリストが
57歳のときこのエステ荘で暮らしはじめ、
糸杉と噴水が有名なこの地で「神」や「死」を意識した
宗教色の強い音楽を生み出しています。
7曲からなるピアノ曲集「巡礼の年第3年」
その中に「エステ荘の噴水」があります。
ハドリアヌス帝の別荘からコミュニティーバスに乗って
チボリの中心地へ向かいました。乗り合いバスのような小さなバス。
帰りのローマ行きのバス乗り場もチェックしながらウロウロと
ヴィラ・デステの入り口に到着しました。
建物内はほどほどに魅力的な庭園の方に目がゆきました。
楕円の噴水 Fontana dell’Ovato
噴水の裏側にも回れます。
Cento Fontane
100の噴水が続く小道。苔やシダに覆われた彫刻と水が印象的
ネットゥーノの噴水 Fontana di Nettuno
ひときわ高く水を上げる
オルガンの噴水 Fontana dell’Organo
水力を利用してパイプオルガンが演奏されるとか(2時間おき)
広大な庭園に階段の上り下りもあり、少々疲れました。
帰りのバスの時間に合わせて、バス停までてくてく。
途中でソフトクリームなど食べたりしながら。
ローマ ポンテ・マンモーラ駅に到着しました。
乗った場所と違ったので運転手さんに終点ですと。