パリのノートルダム大聖堂が燃えている
パリのノートルダム大聖堂が焼けた。
昨日の現地時間の19時頃に
パリのノートルダム大聖堂の尖塔屋根裏から火が出て
尖塔は崩れ落ちてしまった。
中央にある尖塔のを中心としてその近辺の屋根も燃えたようだ。
壁面は石でできているので燃えないが、
屋根裏部屋は木造になっているので火が広がった。
12世紀に半ばから着工し、14世紀半ばに建てられたゴシック建築の代表作である。
かってパリで過ごしたときにはセーヌ川からシテ島、
ノートルダムで聖歌隊の祈りの歌声に
「神の世界がイメージとしてここにある」
かのような感覚になったこともあった。
いまその燃えている聖堂を前にして
祈るような気持ちで見守っているパリの人々の姿がニュースで流れている。
幸い正面のファサード部分や
中の絵画などのほとんど芸術作品は無事だったようである。
デモやテロで不安を煽るような今日のパリの現状である。
マクロン大統領は
「われわれは大聖堂を再建する。われわれの歴史、文学の場所だ」と。
一日も早く元の姿が見たいものだ。
安心できるパリが戻ってきてほしい。
