EXPO 2025 行った
大阪・関西万博 夢洲に行ってきました。
いまネットを通じて世界各国に触れられるのに大きなお金を注ぎ込んでなんで万博?と、
アンチ万博の意見もよく目にしますが、「まずは実際に見てみないと」と。
13日の開幕から4日後の平日木曜日に11時の予約で、大阪メトロ中央線に乗って夢洲についたのが10時過ぎ。少し並んで手荷物検査を終えて会場に入場できたのが10時40分ごろでした。予定より早く入場できた。
最初の予約イベントの時間までまだすこしあったので
まずは藤本壮介さんの大屋根リングに上って会場全体の風景を確認。
1周2kmもある大屋根リング。今回の万博の象徴的なモニュメント。
1周するのはちょっと大変、海のゾーンのとっかかり1/3くらいまで行ったところでもとの東ゲート付近まで戻りました。日本古来の木組みで構築された垂直と水平部材の織り成す空間は圧巻でした。

予約が取れていたシグニチャーゾーン
テーマ:いのちを響き合わせる Better Co-Being 宮田裕之プロデュース
オカリナのような小石状の機械(Murata)を手に自然、鼓動、価値観などを響きあわせ、
光・音・言語を通じた作品の中で共鳴し、地球儀のような形のここの参加者が響き合った光のモニュメントに反映される。
そんなゆったりとした穏やかな体験でした。

テーマ:いのち磨く null2 落合陽一プロデュース
事前にMirrored BodyとScanverseというアプリをインストールし、自分自身の3Dスキャニングデータも用意。
会場でもできると書いてあったが、現場では3Dデータまでは要求されなかった。
建物全体が変形しながら風景を歪める彫刻、動くファサードとなっています。

内部では床、壁、天井が鏡面帯で空間の領域が曖昧となり融合し、
自分自身のアバターが自分の声と同じトーンで物語を語る。
個々人の対話はなかったが、突然自分の姿が鏡面のスクリーンに登場し語りだしたときは驚きとともに感動的。
参加者の写真や名前が登場し、空間を包んでいた。
自分の3Dデータを事前に登録していた何人かがメインで抽出されていたのかも。
まるで自分が主役かのように感じられもしました。

ほか会場を埋める各国のパビリオンも建築基準法などの規制にとらわれない斬新なものが多く、
ごくわずかのパビリオンしか見られていないので、もう一度は足を運びたい。


次世代の向けた新しいチャレンジがいろんなところで試みられていました。
いのち輝く未来社会のデザイン
ネットだけでは味わえない体験の場でした。