入を増やして出を抑える

街を歩いていてよく思うことであるが、
「この店大丈夫かなあ、お客さんが入ってるのを見たことがないよな?」
「もうすぐ無くなるのではないかな?」
と心配になってくることがある。

いったいどうやってやっているんだろう?よくそんなことを思ったものだった。

建物は自分の所有だから家賃がいらないのか。
おじいちゃん、おばあちゃんでやっているから、年金もありそこそこ稼げたらいいのか。
もともとお金持ちで、ここで商売しなくても趣味として楽しんでいるのか?

いずれにしてものを仕入れたり、作ったりして費用はかかる。
それに見合う分と利益を稼がなかればならないし、それ以外にも諸々の決まった費用が出ていく。
この入ってくるお金と、出ていくお金の差額が最低プラスでなければならない。

いろんな方々からお話を聞く機会があるが、あまり表には見えない売り先があることが多い。

よく販路開拓と言われるが、今の世の中新しい売り先を広げていかないと、何があるかわからない。

街の文房具屋さん、
私が小学生、中学生の頃は近所の文房具屋さんに鉛筆や消しゴム、定規などを買いに走ったものだが、
学校とかとの取引があった。毎年決まった文具の販売や、本屋さんも教科書・書籍等を売りに学校に来ていた。

近所のアパレル関係の洋服屋さんは、ほとんどお客さんを見たことがない。
飾ってある服もあまり垢抜けがしていないようなものが多い、と個人的には思う。
そんな商品を気に入っておられる上得意さんがいるのだろうか。

いや、見かけのよらずWEBを活用した通販で売上をあげているのか。

いずれにしても「入ってくるお金を増やして、出ていくお金を減らす」
そのための工夫が求められる。